緋弾のアリア1巻感想 性的興奮で覚醒する主人公 遠山キンジ
緋弾のアリア1巻ネタバレ感想↓
2008年8月25日刊行
神埼・H・アリアについて
まず最初に言いたい事は、
アニメ化したら間違いなく、アリアの声優はくぎゅ(釘宮理恵)だわ・・・。(確信)
アリアに対してのイメージはルイズ。アリアは暴力的なツンツンデレだろうが。作中の「うるさい!うるさい!」という台詞からは、シャナにも彷彿させる。
くぎゅ、じゃなければ誰がアリアをやるんだい?
ゆずソフト・こぶいちさんのイラストで表紙を飾った世にも珍しい、えんじ色のセーラー服を纏った少女。この子がヒロインのアリア。
彼女は貧乳がコンプレックスらしいが、身長(142㎝)や体形を見る限りだと妥当だと思います。胸囲含めて、これからの成長に期待ですね。
表紙ではおへそがチラリと、なかなかカワイイのだが、物騒な事にガバメント(M1911A1)を両手持ち。脱臼しちゃわないの・・・?
軍からの「1発でも、敵の動きを止められるだけの威力がほしい」という要望に基づき、ジョン・ブローニングが考案した、.45ACP(.45Auto Colt Pistol)という大口径弾を使用するM1911は、そのストッピング・パワーの高さから信頼された。
あと、キャラクター紹介のアリアはムチムチしていてたまらんよ。マジで。超必見です。
さて、なぜ女子高生が拳銃を持っているのか?
そう。彼女は何を隠そう「武装探偵」。略して「武偵」なのだ。
そして東京武偵高校に在学する、即ち武偵は帯銃が義務付けられており、武力・頭脳を用いて任務に当たる「何でも屋」なのである。
武装探偵らしいですが、1巻を読んだ限りでは、探偵要素少なめかな?
チャリジャック、バスジャック、航空機ハイジャックと、アクションが多めです。武偵とは、武力絡みの解決がメインなイメージ。
一応、武偵高の学部で探偵科があるみたいですし、アリアに限っては、ミドルネームが「ホームズ」なんですが・・・。
しかし、そのアリアも推理と言うより、野生的な直感を信じる傾向があります。
とりあえず、表紙のアリアの可愛さから手に取る方が多いのでは?
星伽白雪 ・峰理子・レキについて
(C)赤松中学 出典:緋弾のアリア
㈱メディアファクトリー http://www.mediafactory.co.jp/
星伽白雪
武装巫女というパワーワードを引っさげて、大和撫子系ヒロインが登場しました!
家事なら何でもござれで女子力が高い。が、主人公の遠山キンジ絡みの話になると、我を忘れてしまうようである。つまりヤンデレ。ヤンデレ状態の時は黒雪と呼んであげて下さい。
彼女は読者人気が高いのではないでしょうか?
ヤンデレだけど一途な気持ち。破壊力抜群なプロポーション。慎ましくも、時には大胆な性格。と、リアルに居ても人気に違いないだろう。
幼馴染という点もポイントが高い。
巻末の黒雪闇パワー爆発の続きをどう収集つけるのか?2巻が気になりますな。
峰理子
ヒロインに見せかけた、武偵殺しの黒幕。ちなみに超能力を使う。
しかしこの子の魅力は何だ???
最初はバカ理子と言われる程の性格をしていたのだが、態度がいきなり豹変して感情が爆発するのがいい。
普段はバカ理子を演じているだけで、中々の切れ者。
理子は自分の定めた宿命にもがく姿がカッコいい。ビッチだけど。
そしてアリア、キンジ共に母親の件や、お兄さんの件が彼女と関係していたりと、深い因縁がありそうだ。敵で終わるのは勿体ない女の子。
ロボットレキ
「私は一発の銃弾」。この台詞は、レキがターゲットを撃つ前のクセ。
走行中のバスに取り付けられた爆弾を、ヘリから正確に撃ち落としたりと、チート臭がプンプンする。
武偵のSランクは化け物揃いですな。
アリア然り、入学時のキンジ然り。
彼女は無口キャラだが、それがスナイパーという役職に上手くマッチしている。P155の挿し絵が相まって、プロフェッショナル感が凄まじい・・・。
ゴルゴかな?
画像の武藤は、カラっとした性格のいい奴。友達に欲しい。
(C)赤松中学 出典:緋弾のアリア
㈱メディアファクトリー http://www.mediafactory.co.jp/
まとめ感想
1巻で気になった点をいくつか。
- 今後、この物語の大切な鍵になりそうな「ヒステリアモード」。
遠山キンジの特異体質。性的興奮を引き金に、常人の30倍の能力を得られるモード。
しかしデメリットもある。女性に対して歯が浮くキザな台詞を言ったりする所が、少々のデメリットか。
このキザな所と、お兄さんがヒステリアモードで破滅した事を考えれば、なぜ彼がこれを自制するのか良く分かる。
しかし、ヒステリアモード時の彼の活躍は読んでいて気持ちがいい。
冴えわたる頭脳に、超人的な能力とか。せっかくSランクだったのに、故意にEランクに落とすのは勿体ないよキンちゃん!!!
そしてつまり、ヒステリアモードになればなるほど、読者に対してヒロインのサービスシーンが増えるワケですね!分かります!!!フヒヒヒ
- アリアとキンジは逆の道を走っている事。
アリアの母親は謎の組織、「イ・ウー」に罪状をスケープゴートされた。その懲役は864年分。
そんな母親の無実を証明し、母親を助け出す為に死に物狂いで頑張らなければいけないアリア。対してキンジは、お兄さんの件で武偵に嫌気を指して、普通の高校生になるべく、アリアとは逆の道を全力疾走してる事。
読者目線でも、アリアとは良いパートナーなのに、ネガティブな目標があるのが悲しい・・・。彼には武偵を辞めてほしくない。
- ストーリーのテンポの早さが目まぐるしい
展開が物凄く早い。緊迫したシーンが終わったかと思えば、日常パートを挟んで、もう次の手に汗握るシーンがやってくる。グダグダした展開が皆無で、間の日常パートでも何気ない一言が伏線になっていたりと、一瞬たりとも目を離せない。
- こぶいちさんの絵で面白さ倍増!
線が太くて、イラストの女の子達の可愛さにクラクラしてくる。
アリア、理子、レキのイラストはもちろんですが、中でも大注目は白雪。制服姿の初お披露目挿し絵は、色々な意味でヤバイ。(こりゃ人気出るわけだわ)
さて、ざっと気になる所を挙げましたが、まだまだあるんですよね。
誰でも知っている歴史上の人物の子孫の事や、峰理子が使った超能力、題名の「緋弾」が登場しなかったがどういう意味なのか?
細かな匂いまで伝わってきそうな お色気シーンとヒステリアモードについてなどなど。
しかしこれから深く言及されていったり、2巻以降から明かされる新事実もあるのではないでしょうか?
リアルなお色気シーンについてはイラストも併せて、ご自分の目で確かめて下さい。(アリアムチムチヤバイよ)
次の「緋弾のアリア」2巻は、2008年12月25日に発売する模様。
赤松サンタからのクリスマスプレゼントですね☆
ではでは読んで頂き、ありがとうございました。
GO FOR THE NEXT!!