ガールズ&パンツァー(ガルパン)感想 アニメ原稿用紙一枚半の感想文【第3回】
2012年秋アニメ、「ガールズ&パンツァー(ガルパン)」。
大洗女子学園という無名の弱小校が一人の天才、
西住みほを中心に爆裂的な快進撃で、日本に社会現象を巻き起こした。
「ガルパンおじさん」なる呼称を生み出し、物語の舞台となった茨城県の大洗町に引っ越したファンも多かったそうな・・・。
2019年6月に「ガルパン最終章 第2話」の公開を控えており、まだまだ多様なメディア展開を見せる。その爆発的な人気は無尽蔵にも思えてくる。
陸のガルパン、海のはいふり、空のストパン。
陸上アニメの代名詞とも言える、ガールズ&パンツァー。
陸・海・空 pic.twitter.com/UMctJtY5ay
— ◾️◼️武シノブ◼️◾️ (@takesinobu) December 9, 2016
パンツァー・フォー!
あらすじ
戦車を使った武道「戦車道」が華道や茶道と並んで大和撫子のたしなみとされている世界。県立大洗女子学園に転校生・西住みほがやってきた。戦車道が嫌いで、戦車道のない大洗女子を選んだみほ。ところが転校そうそう生徒会長に呼び出され、必修選択科目で戦車道を選択し、戦車道全国大会に出場するよう強要される。しかも、集まったメンバーは個性派ばかり。
華道家元の娘の五十鈴華、恋に恋する武部沙織、戦車マニアの秋山優花里、朝に弱い優等生の冷泉麻子――。
友達とのフツーの女子高生活を夢見るみほの、ささやかな願いは叶うのか―?!
ガールズ&パンツァー(ガルパン)感想↓
12話で収まっているのが不思議に思う。それは、ダレているシーンが一切無かったとも言えるのではないでしょうか?
思い返してみると、24話分のボリュームがあった様にも思える。そして、それを裏付ける何をしていても濃いシーンの連続・・・。
泥を跳ねさせながら地を爆走する戦車はもちろん、大洗町で実弾がバンバン飛び交う摩訶不思議な光景、戦車の上で昼飯を食ってようが、ヒロイン達の水着姿が眩しい洗車(戦車)シーンなど、どこのシーンを切り取っても絵になるようなクライマックス感。
それはダレるシーンが皆無だった事が、背景にあったからだと思う。
私はミリタリーに詳しくなく、戦車の名前も知らない。「戦車」を全て同じもの、ひとくくりにして視聴を始めた。
レビューを観ていくと、ミリタリーオタクも納得の出来らしい。そして、私の様な初心者に優しいアニメでもあると思う。
最初は取っ付きにくそうなイメージがあったが、いつのまにかすんなりと受け入れていた。いや、「ガルパン」が立ち止まって優しく待っていてくれたのだと思う。
戦車道という言葉について
女の子達が戦車道を嗜む世界。
「戦車道」という言葉はロマンがあると思う。この三文字の組み合わせが、1つの芸術作品にも思えてくる。
小さな女の子が他の戦車と通信したり、自分の体重400人分超と同じ位くらい重い戦車を乗りこなしたり、装填や発射、号令の全てが戦車道であり、
そんな彼女らが嗜む姿に、くすぐられるモノがあるのは、また必然なのかもしれない。
SEについて
劇場版でみほとまほが連携して、愛里寿乗るセンチュリオンを撃破するシーンを何回観ただろうか?
そして未だに随時開催される爆音上映。これからも分かる通り、人々はガルパンが奏でる音(SE)に夢中なのだ。今までも、これからも。
アニメ、OVAと続き激戦を繰り広げてきた数々のライバル校。
一同が集結して大学選抜と戦う劇場版で、人気をゆるぎないものにしたと思う。
そして前述したが、ガルパンの最終章第2話が今年の6月に公開される事が決まっている。
ちなみに最終章は全6話(笑)第1話は2017年の12月に公開され、そこそこの期間が空いている事がおわかりいただけただろうか?
完結する未来はまだまだ遠い・・・。
中・高校生のガルパンボーイはガルパン兄さんに。
私含めたガルパン兄さんはガルパンおじさんに。
今現在のガルパンおじさんはガルパン爺さんに。
いやはや、スパンをもっと短くして欲しいものである。
では読んで頂き、ありがとうございました。
「ガルパン」という名に恥じない映画を作ってくれているのだと思う。
ガルみん・・・で、愛里寿と秋山殿を愛でて、気長に待ってます。