咲-Saki-感想 アニメ原稿用紙一枚半の感想文【第10回】
なぜ主人公、宮永咲はラスボスと言われているのか?(魔王とも)
2009年春アニメ。
麻雀の無名校である清澄高校を全国へと導いた立役者であり、高校生最強と呼び声が高い宮永照と深い因縁がある事を漂わせている。
得意技は嶺上開花。余談だが、1期ではミニスカートを履いており、2期の全国編ではロングスカートに変わる。断然、ロングスカートの方がカッコいいし好き。
咲-Saki-感想↓
1期では長野県の中で全国行きを賭けた、団体戦の予選模様が繰り広げられる。
長野編のラスボスは咲と同じく、『牌に愛された子』と呼ばれる龍門渕高校の天江衣。
そして、池田華菜と加治木ゆみを加えた決勝の大将戦。強敵たちを相手にした咲のビックリする位の強さと余裕さ(麻雀を楽しむ)には目を見張るものがあり、普段の大人しい咲からは想像も付かないような闘牌を見せてくれた。
最初は衣の圧倒的な強さに怯むも、カンしまくりで衣に責任払いの直撃を喰らわせる。ラストシーンでは息をするのも忘れた。
主人公でありながら、思わず『恐い…』と思わせられる印象的なシーンがいくつもあった。
①持ち点が衣のナメプによって、ゼロになってレ○プ目になった池田華菜への助け船?
誰か一人でも飛んだら即終了のルール。
風越女子が持ち点がゼロ、誰もツモ上がりは出来ない絶対絶命の状況。更には天江衣は独走状態……
そんな中、咲が取った行動は池田華菜へ自身が振り込んで持ち点を持たせたこと。別にここまでは良いのだが、終始 咲の顔には影が掛かり、池田がロンする前に点棒をピッタシ用意していた…。何でアガリ牌把握してんの…?植田佳奈さんの「ハイ♪」と点棒を渡す演技で、更に拍車が掛かっている。
なぜ上がった点数が分かっていたのか?その意味不明さにゾクリとした恐さがあった。(このシーン大好き)
② 衣へ数え役満を直撃させる一連のシーン
「 麻雀って…楽しいよね!一緒に楽しもうよ!」オーラスで咲が衣へ向けた台詞。
別名『振り込め咲』。熟考する衣を煽ってその後に役満の責任払いを直撃させて逆転優勝した。
とにかく、カンをしまくるし手牌が恐いし、常にアガリ牌を引いてくるのも恐い。
山から牌を取る時のSEもジェット機が飛んでる時の様な意味不明な音がするし、ニッコニコな笑顔と半開きの口が畜生…。そして見事、清澄は優勝するのだった…
挙げたらキリがないが、とにかく宮永咲という女の子はハンパじゃない。
余談だが、CR 咲‐Saki- で出てくる咲もとんでもなく強い。期待度の色が高い赤や金じゃなく、青や緑でも容赦なくアガってしまう。つまり、咲が選ばれた時点で大当たりを確信するとまである。
宮永咲。彼女はパチンコ全ての味方キャラをひっくるめても、かなりの上位に食い込むのではないだろうか――。
全国編は全体について書こうと思います。
では読んで頂き、ありがとうございました。