八月のシンデレラナイン(ハチナイ)5話感想 扇風機の様なスイングで神宮寺さんのスライダーを切る!!
ハチャメチャな作画を超えた。常にハラハラしながら視聴していた気がする。
さあ始まりました。八月のシンデレラナイン第5話。
前回までは横顔は可愛いけど、正面からは作画が崩れていたり野球のシーンを見ても、これからの展開にどこか不安が残る出来でした。
しかし、今回の第5話では画力が回復の兆しを見せ、これを保ってくれるならば更にハチナイの世界へ没頭する事が出来ると確信しました。
ハチナイ5話感想 ↓
第2話でゲットしたグラウンドの整備を終えて、晴れて草取り同好会から"野球同好会"となったハチナイガールズ達。しっかりと野球の練習も並行して早2ヶ月が経とうとしていた。
野球にしても何にしても、スポーツと言うものは対戦相手が居てこそ成り立つもの。その試合に勝つ為に練習するのだ。そうなると試合がやりたくなってくる…
練習試合を桃子先生に手配してもらい、すずわか からポジションの発表がされた。
ピッチャーしのくも、キャッチャーすずわか、ファースト野崎、セカンド河北、サードにゃんぼ、ショート有原、レフト団長、センター中野くん、ライト宇喜多。
ピッチャーは野崎でもいいんじゃないでしょうか。何でも170km/h以上のジャイロボールを投げるみたいですし…。
各ポジションが、順番に見ている視点のカットインの演出がけっこう好きだった。
そして練習試合の相手が決まった。相手は清城高校、今回の試合は中野くんの策略によって決まった様なもの。ゲームのストーリーでは断られていましたしね。
次に必要なものはユニフォーム。有原曰く、部費が「ブヒ~🐷」状態の野球同好会には買うお金が無い…だから各自がお金を出して買う事に。
価格は1万円。しのくもは「安い」と言っていましたが、宇喜多は顔に影を落として……。(ちなみにユニフォームの相場は最安値で13,500円らしい)
デザインしてくれたのは、美術部の天草琴音。
ユニフォームも揃い、いよいよ本格的に野球同好会らしくなってきました。こうしたチョイ役でも携わるのが良いですね。これから先もこんな感じでハチナイキャラを小出ししていくのでしょうか――
宇喜多にとって高額なユニフォーム。
親からなけなしのお金を貰うシーンでは台詞こそ無いものの、その数秒に彼女の物語がありました。こういうのに弱いから応援したくなってしまう。
迎えた清城高校との練習試合。
相手のエースは1年生ながらにしてキャプテンも務める神宮寺小也香 。
ゲームと同じ強さと美しさを兼ね備えての登場です。スライダーのキレも抜群で、ハチナイガールズ達を苦しめました。清城は適正ポジションを変えて試合に臨んだ。里ヶ浜は、個人で思い通りのプレイをする事が出来なくて惨敗してしまう……
そして試合シーンでは、この神宮寺さん以外にもたくさんの見所がありました。
ミーティングで寝ていても、実はしっかりと話しを聞いていて作戦を実行し、すずわかに関心されるにゃんぼ。「敵を欺くにはまず味方からなのだ」とのことで、若干違う気もするが、彼女が言うと納得出来るし様になっている。
そしてやっぱり、一番の見所は団長のフルスイングではないでしょうか。
作画も安定していて、さながら扇風機の様な風を切るスイングが熱い。背景は真っ白でしたが、逆に団長の魂のスイングが際立っていた。
もう令和だと言うのに、団長だけは昭和から飛び出して出てきたキャラクターみたいで、空振りで三振だったものの、このシーンが凄く好き。
挫折を味わって、ここから悔しさをバネに這い上がり夕焼けのグラウンドで叫ぶ姿は正しく青春――
自身の腹の中を仲間にさらけ出してより一層、絆が深まったのではないでしょうか。
落ち込む宇喜多を親身に励ます しのくもも必見で、厳しさと優しさを兼ね備えたヒロインと言っても過言ではないでしょう。アニメ版ではずっとこのままでいて欲しいと思う。
さて、今回もあっという間に終わってしまいました。
とにかく時間が経つのが早い…。倉敷先輩や九十九くんの登場が待ち遠しく、まだかまだかと思います。6話も楽しみにして待ちましょう。
では読んで頂き、ありがとうございました。