隠れオタク黙示録

まだまだ日の浅い隠れオタクな私がリアルの人達にバレずにこれからのオタクライフをインターネットで発信し、半隠れオタクを満喫するブログ。

 

THE IDOLM@STER(アイマス)感想 アニメ原稿用紙一枚半の感想文【第11回】

 

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引用:https://idolmaster.jp/blog/

全26話+劇場版、2011年夏アニメ。
観終わった後には喪失感に襲われること必至……

余韻を残し、神アニメと冠しても良い作品だと思う。

個人的な話だが、アニメを観始める前まで「アイドルマスター」という作品をよく知らなかった。強いて言うとすれば、スロットでのアイマスしか知らない、そんな程度…
それがいざ視聴したら、今の今まで観ていなかった事を後悔する位に面白かった。

 

アイドルマスター 感想↓

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13人居るアイドル達だが、一人ひとりにメインとなる回がある。その話を観ればその子がどんな子なのか知る事ができ、感情移入しやすかった。

物語前半でキャラクターの自己紹介も兼ねた765プロの現状、及びアイドルとしての現状が描かれる。基本的にどの映写も丁寧で初心者にも優しく、すんなりとアイマスの世界に入り込む事が出来た。


売れなく暇を持て余していた彼女達が竜宮小町の進出を皮切りに、全員が"トップアイドル"への階段を駆け上がる様は見ていて嬉しくもあり、何だか悲しくもあった。
毎日、嫌と言うほど顔を合わせていたメンバーと多忙から、ほとんど顔を合わせる事は無くなっていって……

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だからこそ春香の悲痛な叫びや、その後のクリスマスパーティやレッスンルームででメンバー全員と顔を合わせる。ただそれだけの事が、感情移入してしまいこちらまで泣けてきてしまう。キャラクターを丁寧に描いているからこそだと思う。

EDが毎回違うのも、とんでもない程の気合だ。

 

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記憶に強く残っているのは、第8話 三浦あずさの「しあわせへの回り道」と第4話 如月千早の「自分を変えるということ」。
8話は純粋にただただ面白い。本当に30分で収まっているのか、不思議に思えてくる程に内容が濃すぎる。そしてその濃すぎる内容がテンポ良く進行するものだからラストのオチも相まって本当に気持ちがいい。
上手い言い方は分からないが、観終わった後にお金を払ってもいいと思える、映画の様な見応えがありました。ドタバタもの。

 

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そして第4話の「自分を変えるということ」。と言うより、如月千早というアイドル。
歌う事に命を懸けている。自分を捨て、孤独に生きる彼女はそれしか道は無いと定めていた。だからこそ後の千早が復活する回ではガチ泣きしてしまった。
彼女が少しでも笑っていると、こちらまで嬉しくなってきてしまう。
光の中で歌っていた「蒼い鳥」、EDの蒼い鳥……

 


如月千早は紛うことなき『アイマス』を代表する歌姫であり、他のアニメ作品で『歌姫』と形容されているキャラクターに引けを取らない。

★UBIQUITOUS★ASAMI IMAI : ☆感謝を☆ - ライブドアブログ


境遇はとても悲しかったけど、それがより一層と彼女を応援しようと思えてくる。

 

ああ、もっと早く観始めていればよかった……。と思えてくるそんな作品でした。
まだ観た事無い人はまだ遅くはありません。今すぐ観ましょう。

 

では読んで頂き、ありがとうございました。